AI・Data Science

人工知能(AI)・データサイエンス事業

ソルトはこれまで培った業務知識と技術力を基に、
データから新たな価値を創造します。

データを活用した企業価値向上とAI・機械学習に対する誤解

「ビッグデータ」と言われる大量のデータを活用することによって企業価値の向上に効果を上げ始めている企業が出てきています。今やAIや機械学習はビッグデータと共に単なるバズワードでは無く、また特定の人々だけが気にしていればよいというものではなく、経営層の今後の企業戦略を決定したり、現場でのマーケティング方針の決定等々、全ての職種の意思決定に関わってくるものです。ただ、AI・機械学習に関しての誤解も多く、「ビッグデータがあればそこから自動的に知見を見つけてくれる」「自動学習してくれる」「機械学習で見つけた知見は信頼できる」等々過度な期待も多いですが、実際は専門家が十分に検討した学習データを用意してモデルをチューニングしていく必要があります。

アナリティクスと組合わせることで効果を発揮

ビッグデータそのものは単なるデータを収集した範囲での事実でしかなく、それを構成している背景や知見等をモデルに組み込んでいくアナリティクスを行う事により、より精度の高いモデルになっていきます。「ガベージ・イン・ガベージ・アウト」という意味のないデータを入れても意味のある結果が出ないという昔から言われている通り、現在課題としている問題に対して正しいデータを使用しているのか、それを正しく反映しているモデルであるのか、それに適したアルゴリズムを選んで、適切な方法でテストが出来ているか等の一連のアナリティクス作業を行うのが、データサイエンティストになります。データサイエンティストに要求される能力はデータサイエンス能力だけでなく、課題を理解するビジネス力(コミュニケーション能力、ビジネスドメイン知識)、エンジニアリング力の3つで、ソルトではまずはバランスよくこれらの知識を身につけ、それぞれの特性に応じて得意分野を伸ばして、データサイエンスアナリティクスチームとしてお客様の課題にあたります。

今後の展望

現在のテクノロジーの潮流としてビッグデータ、AI・機械学習以外にもIoTやAR、FinTechのコンテキストで語られることの多いブロックチェーン等があげられますが、これらは一過性のものではなく、今後社会基盤になってくるものと思われます。特にFinTechブロックチェーンはスマートコントラクトと言われる機能があり、ブロックチェーンのデータストレージという性格からもAI・機械学習とは相性が良く、ソルトではFinTechブロックチェーンについてもAI・機械学習と共に取り組んでおり、これらのシナジー効果を期待しています。

人工知能(AI)・データ
サイエンスの開発実例

がんの免疫療法

免疫学専門家との協力により、医療データの解析とシステムの構築によりがんの免疫療法を開発。

営業(MR)の行動予測

製薬会社MRによる医療従事者へのアクションを分析し、最適な行動予測を提示。

入札価格の予測

電力の自由化に伴い様々な企業が参入する中、落札(受注)のための設定価格を予測。

クレジットカード取引仕訳システム

クレジットカード取引科目の仕訳を自動で行う人工知能モデルを作成。目標の仕訳精度80%以上を達成。

医学論文の抽出

研究者の特性に合った論文だけを大量のデータの中からベスト10形式で抽出。

携帯電話の料金システム

スマートフォンの普及により1日7億件まで増大したデータを分析処理することで、リアルタイムな料金表示を目指す。

携帯電話の顧客分析

SAS(統計解析ソフトウェア)を使用して、マーケティング活動の最適化を図ることで、顧客満足度を向上させる。

アドバイザー

ソルトでは、業界トップクラスのデータサイエンティストをアドバイザーとして迎え、研修・実務の両面からの指導を受けることにより、データサイエンティストの育成に注力しています。

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